先日、大阪の日本橋で開催されたギャラクシーカップを見学した。いわゆるウルトラマンカードゲーム(以下:UCG)の大会のことである。本格的に始動してからまだ1年弱のUCGは、現在第6弾まで発売されており、その知名度とプレイヤー人口を着実に獲得している。カードにはウルトラヒーローだけでなく怪獣もいて、今後どんなキャラクターがラインナップされていくのかも楽しみなところ。

店内は50人ほどいて満席、年齢層は20代~30代が中心で、自分のような世代の方が多くいらっしゃる印象だった。フィギュアをデッキの横に置く人もいれば、変身アイテムを常に身につけている人もいて、ウルトラマンを愛している方々でこんなにも満たされる空間は中々無いよなと思ったり。
自分が到着した頃には始まっていた予選が終わり、ベスト8に進出した選手たちが更なるトーナメントに向かう頃、1人のカードゲーマー、いやウルトラリーガーの方が自分に声をかけて下さり、なんと実際にUCGを遊ばせてくれることに。早速空いた座席に腰をかけると、他のウルトラリーガー仲間の方も近くに集まって下さり、横でルールを説明しながら、ゆっくり教えてくれた。そのおかげでひと通りプレイしてみると、ルールを概ね把握できたのは大変ありがたかった。
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実際に遊んでみて面白いと感じたのはこの点。
●勝敗を決めるのは盤面の勝利数。3つ勝った方の勝利。
●ターン毎の最新バトルで勝った方が次のターンに先手を得る点。
●先手と後手で、攻め方がまるで変わるところ。
●初期カードが今でも主力になり得る点。
UCGは「遊戯王」のようなライフポイント制は採用されておらず、あくまでも対面したカード同士の攻撃力で勝敗が分かれる。そのため、いかに強力なカードを手元に引き付け、誰と誰を戦わせ、どこで勝ち負けを決めるのかに戦略が現れる。BPを一時的に上げるor下げるのか、それを誰に付与するのか。相手がカードを進化させたら、こちらは進化させるべきか否か。対面相手を入れ替えられるなら、どこに置くのか。これらの駆け引きに醍醐味が現われる。


カード同士にももちろん相性があり、1つのデッキに対し最大で2種類のウルトラヒーローを組み合わせるのが現在の相場になっている。ギンガ×ビクトリーやトリガー×デッカーなど本編に合わせたコンビや、ゼロ×ネクサスやダイナ×アークというカード属性の相性が良いコンビを作り出せるのも面白いところである。
また、ウルトラカードのみならず怪獣カードも存在するので、このパワーバランスも劇中再現で理にかなっているのが一介のファンとしてニヤリとさせられるところ。相手フィールドにウルトラマンが1種類しかいなければ、攻撃力がとんでもない事になる「宇宙恐竜ゼットン」なんてもう完璧じゃないですか……。

そしてウルトラマンや怪獣に様々な効果を付与できる”シーンカード”を張ることが出来れば、戦い方に更なる幅を持たせることができる。自分が体験プレイをさせて頂いた時に、「ティガ×ブレーザー」のデッキを使わせて貰った。このデッキの中核を担うのが「SKaRDを作った男」というカード。
そのターン自分の盤面が負けていても、最後のフェイズで条件に合うカードをドローできれば、一時的に進化させることが出来て、その対面で勝つこともできる、というもの。そのためいくら負けていても、一発逆転の賭けに打って出ることが出来る。しかしカードを引けなければ、全て捨て札になるため大負け間違いなし。なんという大博打……!!!しかしこれが面白いというか、最後まで諦めずに立ち上がるウルトラマンの精神性を体現している気がして、なんかこう胸が熱くなるよな……と。
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遊んでみて思ったのは、総じてとても楽しかった!ということ。ウルトラマンや怪獣の種類に合わせて、多種多様なカード効果を付与できる可能性が広がれば、UCGのプレイの幅と深度がグッと増していくのだろうなと。例えば2体以上のウルトラマンが合体するキャラクターが登場すれば、とんでもない効果が出てくるのかなというワクワクも生まれてくる。
一時期あるカードを用いたデッキが強すぎて、誰もがそのデッキを使うミラー状態も散見されていたけど、ルールの見直しやパワーバランスの調整が今後も続けられれば、真っ当に面白いカードゲームコンテンツとして続いていく、いや、続いてほしいですよね。やっぱりウルトラマンだからこそ、子供たちにも楽しく遊んで欲しいですし。
これからも陰ながら応援しています。
(最後になりましたが、「よかったら、カードやりませんか?」と誘ってくれたRyoさんの息子くん、「ティガ×ブレーザー」のデッキを貸してくれたRyoさん、そしてルールを丁寧に教えてくれたウルトラリーガーの皆様、本当にありがとうございました!)
