2022年もついに今日が最後。
納めておきたい記事がある。
『今年イチオシの自ブログ記事をプレゼンするスペースin2022』
いくぜ!2日目!!
— かずひろ (@kazurex1215) 2022年12月14日
これが本当のブログ締め括りだ!!!https://t.co/gWfTHjMJVo
今年は二日間の開催となったブログ振り返りスペース。二日目も名だたるブロガーの方々にご集結頂きました。一日目にも参加してくださった虎賀れんとさんに副MCを務めて頂き、色々なお話を伺うことが出来ました。そして衝撃のサプライズゲスト登場!一体誰なんだ・・・。
(↑大盛況で終えましたブログ振り返りスペース一日目のレポートはこちら。)
今年もフォーマットは同じで、参加者の方には以下の2点で記事を選んで頂いております。
①今年いちばん読まれた記事は?
②今年「更新出来て良かった」記事は?
一人あたり10分ほどで①②の記事についてプレゼンを行い、残り20分でお話を伺うという形式です。今回の記事はそんな二日目の備忘録であり、主催者自らが書くという世界でたった一つのレポ記事です。それでは参りましょう!
本当のブログ納めはここからだ!!!
柚樹ログ
二日目のブログ振り返りスペースのトップバッターを務めてくれたのは、柚樹ログさん。昨年も参加くださったのですが、前の順番の方(初期ティガ)のプレゼンがクセ凄すぎて謎のプレッシャーを与えてしまったこともあり、今年はご自由にぶちかましてもらう為に、先頭打者になって頂きました。Twitterで知り合ってかれこれ3年ほど経つのですが、今年やっとお会いすることが出来ましたね。スペースから伝わってくる落ち着いた人柄を直に感じ取り「俺より年下だと・・・」と衝撃を受けちゃいましたね。
ログさんのブログは記事にするテーマの柔軟性に特徴があると感じています。言葉にしづらい日常のセンシティブな出来事への発言、音楽やハロプロなどのメジャーな話題、そして特撮へときどき還ってきたり、同じ人が書いているとは思えない奥行きがブログにあるんですよね。またコンテンツへのフットワークの軽さ、「やってみよう」の精神はほんとに見習いたいですね。
ぞひ丸㊙情報:ログさんを苦しめがち(すみません)https://t.co/PeD97ZbbuU
— ぞひ丸 (@zohimaru000) 2022年12月15日
①感想『仮面ライダーオーズ 10th 復活のコアメダル』 待ち受けていた「いつかの明日」と、尽きることのない欲望。
そんなログさんのブログで一番読まれたのはこちら。公開日に鑑賞された『復活のコアメダル』の感想記事で、当日に更新までされています。最近のニチアサからは少し離れていたログさんも、「オーズ」の10周年映画と聞けば劇場へ駆けつける以外になかったとのこと。今回の映画が実現したのはスーパー戦隊の10th企画が続いた功績の一面も大きく、主演の渡部秀が関わっていても「ファンサービス」の延長が提供されると思っていたと、言及されていました。恐らく同じことを思っている方が実際多かったと思います。一日目でも話題になりましたが、『復コア』はやっぱり語るのが難しい。
それでも、あの結末を「拒絶」する気持ちとあの結末に「納得」する気持ちのせめぎ合いで、公開当日のぐちゃぐちゃになった感情のまま理路整然と語ることが出来るって凄いことだと思います。誰しもが自分の求める「いつかの明日」を探して、歩き続けていくしかないのかもしれません。
②柚樹ログバースデーイベント2022
そして書いて良かった記事はこちら。今年の2月28日に開かれた『柚樹ログバースデーイベント2022』のレポ記事でした。裏被りでアンジュルムの佐々木莉佳子さんと上國料萌衣さんによる「りかみこイベント」が開かれている中、名古屋のビレッジホールは満員御礼。ソロデビューして5年、ベテランとしての風格も備わりつつも、トップアイドルを目指していくという向上心は燃やしたまま。フレッシュな輝きを放ち続けていくのが、”ハロプロ最後のソロアイドル”柚樹ログの魅力なのだと再確認しました。
ビデオメッセージには、ハロプロの後輩が登場。1部はモーニング娘。'22の北川莉央さん、2部はBEYOOOOONDSの里吉うたのさんが、ログさんへお祝いのメッセージを届けてくれました。二人と今度ご飯に行きたいと言っていたログさん、その願いは果たせたのでしょうか。そして25歳を迎えるに当たっての目標は、なんと『早寝早起き』!会場が歓喜の笑いに包まれた一番の瞬間だったと思います。あ、ちなみに自分はこのバーイベに現地参戦しております。予約開始時間と共にチケットセンター即落ちが本当に大変で、Twitterのトレンドに載ったことを昨日のように思い出します・・・。
セットリストにおける文脈がアツいのはハロプロの伝統ですが、個人的に元こぶしファクトリーの和田桜子さんリスペクトの春夏秋冬メドレーにはグッときましたね。まだまだコロナ禍の影響が後を引いており声出しも難しい状況ですが、柚樹ログの圧倒的なパフォーマンスとそれに呼応するオタクの熱気が名古屋を熱くした一日でした。来年のバーイベ情報はまだ解禁されていませんので、心待ちにしていたいと思います。
チケセンが即落ちしたんだよね https://t.co/lg3xLXkJMs
— 木本 仮名太 (@kimotokanata) 2022年12月15日
普段集団幻覚を見る側なので、集団幻覚を見てる人たちを外から見るという体験がどのようなものなのか、今こそまさに思い知っている……https://t.co/PeD97ZbbuU
— ぞひ丸 (@zohimaru000) 2022年12月15日
(↑今年開設されたポッドキャスト『柚樹ログの話がしたいよ』ブログでは読めないお話が沢山聴けます。毎日の生活のお供にぜひ!)
(↑ログさん主催のハロプロアドベントカレンダーがこちら。色んなジャンルで応用が効きそうですごく面白そう!)
Ryo
続いて二番手を務めて下さったのが、昨年もエントリーして頂いたRyoさん。同じ関西圏に住んでいることもあり、なんと今年実際にお会いさせて頂きました。2月にはウルトラマンショップで、5月は庵野秀明展へ、6月は大阪オフ会を開催し、9月にはガメラ展へ。振り返ってみれば四回も、ブログでもおなじみ愛息子である息子さんには三回も・・・(あーなんか俺やっちゃいました??の顔)(その節は本当に楽しかったです。ありがとうございました。)
関西と浪漫。そして、友情。
— かずひろ (@kazurex1215) 2022年4月30日
大阪へ上陸した『庵野秀明展』に行ってきました!庵野さんの半生を辿りながら、彼の創り出した作品群を振り返っていく素晴らしい展示の数々。最高でした。
Ryo兄さん(.@ryo_nf3000)!
息子ちん=サン!
れんたろうくん(.@rentarooooo1107)!
ありがとうございました! pic.twitter.com/MIwv25UI5a
お会いした時のお人柄がそのまま伝わってくるRyoさんのブログは、息子さんを通じての様々な思い出が多岐にわたって記されています。特撮、ポケカ、生活、息子さんの成長、日常の何気ない一面がRyoさんの優しく温かい言葉で紡がれており、読んだ後にいつもホッとさせてくれるんですよね。自分自身を記すパーソナルな記事って書けはするんですけど、他人に見てもらえるような内容に出来るかは別の問題なわけです。それを記事として出せる形に完成させられるのは、Ryoさんの文章力と息子さんとの毎日の向き合いが為せる”技”なんですよね。
①【あなたとトクサツ。-特別篇-】ニュージェネ世代の息子、『シン・ウルトラマン』を語る。
おそらく「シン・ウルトラマン」の記事だろうという納得の予想の中で、一番多く読まれた記事はこちら。Ryoさんのブログで絶賛連載中の『あなたとトクサツ。』の番外編として、「シン・ウルトラマン」の感想を息子さんにインタビューされた内容です。一人で鑑賞される時よりも息子さんと二人で観たほうが断然楽しかったと仰られていた通り、お子さんならではの自由な発想と感性でシンウルを純粋に楽しんでいたのが伝わってくる内容でした。「パゴスはあんなのじゃない」「ラスボスにはタルタロス」「ゾーフィがゼットン連れてくるわけない」、この楽しみ方そのものが”空想と浪漫”を体現していますよね。
多くの特撮オタクが抱く関心に「シンウルを子どもたちは楽しんでいたんだろうか?」という疑問は大きかったように思います。ただでさえ一般受けするかどうかの死活問題に直面していたので尚の事でしたが、この記事がそうした不安をキレイに払拭する内容だったのが、多くの方に読まれた要因だったのだと思います。
息子さんも含め、今の子供たちがシンウルを鑑賞して楽しんでくれたのが、何よりも嬉しいことなんですよね。約束通り息子さんと5回劇場へ足を運んだそうですが、子どものときに守ってくれた約束は大人になってもずっと覚えているものです。
息子ちんの感想、読んだ大人が喜んでるのが伝わるコメントで溢れてましたね。https://t.co/blVyuj4qY8
— ツナ缶食べたい (@tunacan_nZk) 2022年12月15日
『シン・ウルトラマン』は親子の映画という側面もありましたねhttps://t.co/PeD97ZbbuU
— ぞひ丸 (@zohimaru000) 2022年12月15日
②煽ってくる相手を “ポケカで” 黙らせた息子に「漢(おとこ)」を見た話
そして書いて良かった記事はこちら。息子さんがポケカのカードゲームで煽ってくる対戦相手を、見事に打ち倒したお話です。ジャンプに読み切りが掲載されてもおかしくないど直球の王道ドラマでしたね。どんな対戦ゲームにも煽りを行う人はいるのですが、こうした小学生対象の大会でも生息していることに驚き。大人がそこに立ち入るべきか、度が過ぎた場合の見極めも含めてその判断は本当に難しい。しかし、当の息子さんは煽りに全く応じず、淡々と自分のターンを進めていく。そして大逆転を生むカードをドローし、見事に大勝利を決める!事実は小説より奇なりという言葉がこんなにも似合う出来事が存在するなんて!
これを執筆するに当たって、帰りの電車内ですぐにスマホのメモを走らせたそうです。今残さなきゃというライブ感をビシバシ感じる内容だったのと、ポケカのルールを知らなくても記事を通して伝わってくるドラマがしっかり存在するんですよね。相手の小学生の子はこの敗北から何を学ぶんでしょうか。これをきっかけに、またポケカを純粋に楽しむプレイヤーに戻って欲しいですね。
息子ちんポケカ戦記、最高に少年ジャンプ……
— 柚樹ログ (@exloyrog) 2022年12月15日
https://t.co/hOJgVeeDFd
ジャンプラの読み切りにプロット持ち込んで欲しい......... https://t.co/IQ8X0lBGl9
— 結騎 了 (@slinky_dog_s11) 2022年12月15日
(↑そんなRyoさんのブログではインタビュー企画『あなたとトクサツ。』が連載中です。ゲストの方と特撮にまつわる思い出を紐解いていく内容で、実は私も参加させて頂きました。Ryoさんのインタビュアーぶりが最高なので、そこのあなたも是非ゲストに立候補して下さい!詳しくはRyoさんのブログまで!)
スンドゥブが始祖だった…??
— 柚樹ログ (@exloyrog) 2022年12月15日
https://t.co/hOJgVeeDFd
えるれ
昨年に続いて「今年も是非ご参加お願いします!」という無理なお願いを聞いてもらい、三番手を担って頂いたのは、えるれさん。普段は小説や短歌などの創作活動をなさっているのですが、ブログも実は運営されております。Twitter繋がりで知り合った方の中では、実は最も長く親交のある方でして、来年でおそらく10年くらいになるのかな・・・(遠い目)公私共にいろんな相談に乗って貰い、ほんとに”姉貴”的なポジションで助けて頂いております。(「進撃の巨人」好きで知り合った人が、まさかの「クウガ」ガチ勢だったなんていう奇跡は、今後訪れないだろうと確信しております・・・。)
①Free!FS後編に寄せてその1-Free!への好きと応援する理由を自覚した日
Free!FS後編に寄せてその2-箇条書き感想(自由であり続ける彼らへ)
そんなえるれさんのブログで(おそらく)一番読まれたであろう記事は、こちら。アニメ『Free!』の感想記事です。一日目にプレゼンを頂いた虎賀れんとさんに『Free!』を布教した張本人であり、実際のアニメロケ地にまで足を運ぶくらいえるれさんも『Free!』にドハマり。そもそも見るきっかけとなったのは、制作元の京アニを応援したいという一心からだったようです。しかし、入口はどうであれ、ブログに記事として書きたくなるほど好きになれるのは、非常に尊いことだと思います。登場人物の心の機敏を追いかけ心情を深く掘り下げていく感想記事になっているのは、創作者のえるれさんならではですよね。この着眼点は手に入れようとしても手に出来ない。
Free…Free……すごく気になってるFree……https://t.co/kTtP5UKtbl
— うらひろⅢ世 (@55_aikotoba) 2022年12月15日
②ACIDMAN presents SAITAMA ROCK FESTIVAL “SAI” 2022 Day1
ACIDMAN presents SAITAMA ROCK FESTIVAL “SAI” 2022 Day2
書いて良かった記事はこちら。邦ロック界で活躍しているバンド「ACIDMAN」が主催する『ACIDMAN presents SAITAMA ROCK FESTIVAL “SAI”』に二日間参加された時のライブレポート記事です。参加者を見て頂くと分かる通り、とにかく豪華。豪華すぎる。若者に人気で流行りのアーティストというよりも、その少し下で音楽シーンを支え続けているベテラン勢が揃っている印象です。アジカン、バックナンバー、マンウィズ、ホルモン、どのアーティストも単体で充分集客できるのに、フェスで一同に介して二日間で堪能できてしまうわけです。まさにアベンジャーズ!そこにトドメでまさかのミスチルがサプライズ登場。この時の会場のどよめきを想像すると、主催者めっちゃ気持ちよかっただろうな〜〜と思います。
鑑賞記録やレポートなどの音楽の記事って、すごく難しいと思うんですよね。聴いてても「良かった!」「好き!」とかの感覚的な表現に頼ることしか出来ないし、音の組み立て方や構造に触れてみたいけど、専門的な知識が絶対に必要となってくる。しかし、えるれさんのレポ記事は、聴いた時の感覚・アーティストの人柄・結びつく自分との思い出・現場の雰囲気といった様々なトピックが相互作用する感想記事になっているんですよね。一読したときに得られる満足感が大きいのとライブの様子が立体的に伝わってくるからこそ、フェスに行きたくなってくるんだよな・・・。
邦ロックは少しだけ知ってるレベルの知識量ですけど、私が知ってるアーティストだけでもひっくり返るぐらい豪華で声が出ましたhttps://t.co/R4zdyeMzlM
— メカヘッド (@mazrgz) 2022年12月15日
メンツが良すぎんか…?そしてレポがうますぎんか………
— 柚樹ログ (@exloyrog) 2022年12月15日
https://t.co/hOJgVewMTl
(↑そんなえるれさんの本業である創作小説はこちらから!文フリなどのイベントでも頒布されてます!)
木本仮名太
四番バッターを務めて下さったのは木本仮名太さん。スペース中に娘さんのお声が聴こえてくるのもすっかり定番になっておりますね。木本さんには実は一度もお会いしたことがないのですが、昨年からスペースを機に交流させて頂き、お子さんが誕生される過程や、リアルタイムで子育てをなさっている現状に立ち会わせて頂いております。
木本さんの発表ターンになると、Twitterにコメントが殺到しました。これが全てだと思うのですが、いかに木本さんのブログを皆さんが楽しみにされているかなんですよね。父親でありながら等身大の目線で紡がれていく子育ての記録や、自身の人生経験と重ねながら出力される感想や考察など、個人ブログでしか読めないものが詰まっているんだな、と。
①「野生の思考」でシン・ウルトラマンを読み解く(ネタバレ感想)
木本さんのブログで一番読まれたのは、『シン・ウルトラマン』の感想記事。はてブロの特集でもピックアップされていましたね。シンウルを観た多くの方々が検索した「野性の思考」から紐解いていく考察および感想は、まるで大学の論文を読んでいるかのよう。劇中で主人公がこれを読み込むシーンが印象的でしたが、付け焼き刃で語るに語られないというか、確固たる知識がなければ掘り下げることも出来ないわけです。
公開から少し経ってご覧になられた木本さんは、既に多く出回っているシンウルの感想に埋没しないように、いかに独自性を持たせた記事に仕上げるか苦心されたようです。しかし、誰もが気になりつつ容易に手が出せない「野性の思考」を取り上げたことが、多く読まれた要因になったことは言うまでもありません。
木本さんの感想記事も早く読みたくてトップページ毎日見てたの思い出すなあ。 https://t.co/agc3aLqYZ1
— Ryo (@ryo_nf3000) 2022年12月15日
予告からもチラ見えしていた
— ボクシカ (@shika5boku) 2022年12月15日
クロード・レヴィ=ストロースの著書を読んだ木本さんが解釈した無秩序と混乱や人類史の文化面。作中の神永新二から通じたリピアに重なる部分もあって、アカデミックな感想が見れるのはここだけ!!!https://t.co/t5GoXLazGC
ブログの独自性というものは常に考えてしまいますね…
— うらひろⅢ世 (@55_aikotoba) 2022年12月15日
木本さんの記事は独特の間というか、何か上品な趣を感じさせてくれてます https://t.co/kTtP5UKtbl
②サラリーマン・カナタ
そして書いて良かった記事はこちら。生活の重きが必然的に子育てに移行していくと、両手がふさがってしまいブログの記事を書く時間もなかなか捻出できないジレンマも抱えつつ、春先に「ウルトラマンジード」を視聴された際の備忘録です。備忘録なんですが、その当時の時勢や娘さんの成長記録、何気ない生活の一面、これらの様々なトピックが複合的に混ざりあった記事になっているんですよね。
一見すると全く関わりのない出来事が、木本さんの中にインプットされることで、唯一無二のテキストへ生まれ変わっていく。スペースでも評されていましたが、まさに”文芸”なんですよね。戦争という未曾有の事態が現実になる世界。命が平然と奪われる裏側で、ただ毎日を精いっぱい生きていこうとする小さな命が目の前にある。「ジード」劇中のサラリーマンであるレイトくんに重ねながら、今の自分に何が出来るのかを見つめる思慮深さや、混沌とした世界への静かな怒りが伝わってきます。子を持つ父親の視点でもあり、その気持ちに重ねて疑似体験させてくれるような感想でした。
今後も娘さんが成長していく中で、その時の木本さんが何を思い、どんなものと巡り合うのか。その結果として、木本さんがどんな文章を出力されるのか。これからも楽しみにさせて頂きます。
仮名太さんは日常の切り取り方やワードセンスが大好きです。一番書いてみたいけど真似できなくていつも諦める。https://t.co/blVyuiMhK0
— ツナ缶食べたい (@tunacan_nZk) 2022年12月15日
サラリーマン・カナタ、木本さんの生活感、父として見るジードへの納得しかない視点など、色んな角度がミックスされていて本当に名文だと思う。悔しくも感じた。 https://t.co/agc3aLqYZ1
— Ryo (@ryo_nf3000) 2022年12月15日
娘ちゃん「その通り…」
— ちよイモ (@potechiyo) 2022年12月15日
https://t.co/9mC7omtCON
「木本さんのブログってマジで文芸なんですよね」って文字を打ってたられんと氏に脳内を読まれた......... https://t.co/IQ8X0lTPzh
— 結騎 了 (@slinky_dog_s11) 2022年12月15日
(↑そんな木本さんの文芸力が存分に発揮されている創作小説をご紹介させていただきます。まあとりあえず読んでみてくれ。)
サプライズゲスト・・・その名は・・・
本来のスケジュールであれば、ここでトリを務めるのは私の番だったのですが・・・。一日目と二日目の参加者の方々、副MCの虎賀れんとさんにもお伝えをしていなかったことがありました。今回のスペース開催に際して、”とある方”に出演交渉をさせて頂き、快く快諾して貰いました。
このサプライズ発表を決めた時の俺、今年一番のドヤ顔を決めちゃいましたね・・・。
降臨。満を持して!
五番目を担ってくださったのは、結騎了さんです!
たびたび色んなところで言っているのですが、私がブログを始めたのは前身の『YU@Kの不定期村』に感銘を受けたからなのです。もちろん現在の『ジゴワットレポート』もめちゃくちゃ大好きで、食い入るように拝読しております。結騎さんのブログは、読んだ時のテンポ感や呼吸、重すぎず軽すぎない文章構成、取捨選択された無駄のないテキスト、真面目な論評から振り切ったネタテキストに至るまでの振り幅、といったブログとしての完成度に隙がない。
”ブログを読む”ということは、読み手が行う能動的な行為なわけですが、完成されたブログというのは自然と「読ませる」んですよね。テキストの流れに読み手を乗せて、飲み込み、取り込んでいく。いつの間にか書き手に主導権を握られているのです。こんなにつらつらと自分が説明するのはおこがましい限りですが、改めましてブログ界において雲の上にいるお方に今回参加して頂きました。本当に感無量です・・・。
①感想『Pokémon LEGENDS アルセウス』 嘘を減らしてくれて、ありがとう。
そんな結騎さんの『ジゴワットレポート』で今年一番読まれた記事はこちら。今年の1月に発売されたNintendo Switch用ゲームソフト「Pokémon LEGENDS アルセウス」のレビュー記事でした。教えて頂いたPV数があまりにもケタ違い過ぎて騒然となりましたが、母数の多いポケモンユーザーを中心に、界隈へ広く行き届き多く読まれることになったそうです。ポケモンというコンテンツを「自分自身が世界観に浸る」ことで楽しんできた結騎さんにとって、「アルセウス」はまさに夢のようなゲームだったと語っておられます。
昨今の「キャラクター性」を押す風潮とは真逆のシステムではありますが、20年来のユーザーとして、どうして自分がポケモンを好きなのかに対する完璧なアンサーを示してくれたとのこと。シリーズ初のオープンワールドということで、反対派の意見も散見されたのですが、それらにも触れた上で「でも俺はここが好き!」で正面突破する実直なレビューが、多くの方に響いたんですよね。
SVでSwitchデビューしようかと思ってましたが、アルセウスへの興味が湧いてきました
— 柚樹ログ (@exloyrog) 2022年12月15日
https://t.co/hOJgVewf3N
出会ったポケモンとの縁…
— うらひろⅢ世 (@55_aikotoba) 2022年12月15日
僕も今デジモン育ててますけど、ステータスアップより進化した姿を見ることの方が楽しいですね
https://t.co/kTtP5UJVlN
②気高き「敗者」の物語。荒木飛呂彦の納得と重力。 ~『ジョジョの奇妙な冒険』第7部「スティール・ボール・ラン」
書いて良かった記事については、結騎さんのご要望で二つご紹介して頂きました。
一つ目は、『ジョジョの奇妙な冒険 Part7 スティール・ボール・ラン』の感想記事です。結騎さんはこれまでにジョジョの感想を何度も書き記していたものの、作者の荒木飛呂彦の作家性にまで踏み込んで書いたことは無かったとのこと。ジョジョという作品群の魅力の一つに、他の誰も入る余地がないほど完成された荒木飛呂彦の世界観が挙げられます。そこにリスペクトがあるからこそ、迂闊に書くことを結騎さん自身が許せない思いもあったのだと思います。しかし、『スティール・ボール・ラン』を再読したことがキッカケで、「今なら書ける!」と思えるタイミングが生まれたとのこと。その意味でも「書けて良かった」と納得ができる記事になったと結騎さんも仰られていました。
第7部はもちろんジョジョを全く知らない身なのですが、更新された時にこの記事を読ませて頂きました。たぶん『ジゴワットレポート』で今年一番多く読み返した記事はこれだと思います。結騎さんがここまで語る作品という期待値の爆上がりと、時々語られていた”ある言葉”がこの作品の出典だったこともあり、ついにジョジョの第1部を読み始めることになりました。STBへの道を着実に歩んでいきたいと思います。
・アニメ『風都探偵』よォ~~~ おいおいおいおいおい…… いったいなんちゅうもんを作ってくれたんや…… 最高のコラボレーション続いていく…… 「キャー!月々2,189円!」U-NEXTをきめた。「マキシマム!ドライブッ!」俺は死んだ。ダブル(W-G-X)
続いて二つ目はこちら。アニメ「風都探偵」のとんでもないクオリティに圧倒された感情を思いのまま記された感想(感想だよね????)記事です。実はこの記事がキッカケで副MCの虎賀れんとさんは「風都探偵」を見始めたそうです。作成時間はなんと20分ほど!そして巡り巡ってこの記事が、なんと監督の椛島洋介氏にまで届いたとのこと。本来であれば手放しで喜ぶべきことなのですが、結騎さんは内心でとても焦っていたそうです。というのも、この記事がタイトルからも分かる通り、往年の2ちゃんねるの元ネタから拝借されており、そのドライブ感を落とし込む形の記事になっているんですね。その上で「風都探偵」への様々な反対意見にカウンターを決めていくテキストになっているんですよね。
何かしら物申したいことがある時に、こうしたフォーマットに落とし込むことで「読まれやすく」する。一つのテクニックだと思うんですが、結騎さん的には昔の2ちゃん世代の露悪的な部分が垣間見えてしまう形になり、少し後悔が残ってしまったようです。この記事を読んでゲラゲラ笑ってしまうのは、その世代に若干被っているが故なのでしょうか。
「ガッシ!ボカッ!」アタシは死んだ。スイーツ(笑)
— ちよイモ (@potechiyo) 2022年12月15日
https://t.co/9mC7omLdGl
声に出して読むと酷いタイトル笑(褒めてます)
— 柚樹ログ (@exloyrog) 2022年12月15日
https://t.co/hOJgVewf3N
結騎了さん、たしかどこかで書かれてたと記憶してるのですが、「パシリムは冒頭の格納庫シーンが泣けるんだ」という話をされてて、あぁあそこが一番泣けるのは自分だけじゃないんだと救われました。https://t.co/blVyuj3T8A
— ツナ缶食べたい (@tunacan_nZk) 2022年12月15日
(↑結騎さんが今年の元旦から始められた365日ショートショートです。本日でこちらは見事達成されました!本当に本当におめでとうございます!)
かずひろ
当初の予定では、本当にトリを結騎さんにお任せしようと考えていたのですが、「主催者がラストを飾らないとどうするの!」というお言葉を頂きまして、ラストバッターは私かずひろが務めさせて頂きました。自分が発表する側になって初めて分かったのですが、めっちゃ緊張しますねこれ・・・。
自ブログ記事プレゼンスペース、大トリはもちろんこの人!
— 青葉えるれ🌟創作小説通販やってます (@matanelemon) 2022年12月15日
>>>バースデーボーイかずひろ<<<https://t.co/aJXK92hrkT
かずフェス〜かずひろプレミアム〜
— 柚樹ログ (@exloyrog) 2022年12月15日
ラストを飾るのは……
_人人人人人人_ > かずひろ <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y ̄
https://t.co/hOJgVewf3N
①感想『シン・ウルトラマン』60年の時を越えて溢れ出す「純愛」と切なる一つの「誓い」
今年一番読まれた記事は『シン・ウルトラマン』の感想記事でした。ブクマ数も50近く頂きましたし、アマプラ配信に合わせてまた多く読まれたなあという感触です。この記事を書くにあたり、先に観られた方の感想を読んでしまうと絶対に書けなくなると思ったので、誰の感想記事も目に入れず、何としても早く仕上げるためにもがきながら完成させた記事でした。もともと遅筆なので苦しかったんですけど、その努力が実ってこうした結果に繋がったのは、非常に嬉しかったです。あらためて『シン・ウルトラマン』がヒットしてくれて、良かったなあ・・・。
②感想『仮面ライダークウガ』EPISODE 1「復活」新たな英雄、新たな伝説
書いて良かった記事に選んだのはこちら。『仮面ライダークウガ』第1話の感想記事です。今年の1月から週一の更新で『クウガ』の感想記事を書いていくという企画をスタートさせました。前ブログでは途中で断念をしてしまい、こちらのブログでも色々熟考したのですが「もう一度頑張ってみたい」という思いから再開しました。しかし、仕事と私生活の両立と環境の変化などにより、毎週更新がまた途絶えてしまったんですよね。ただ、それでも、諦めるということはしたくない。何があってもやり遂げたい。その思いは絶やしていないので、来年に向けての宣誓も込めて選ばせて頂きました。
スペースでも沢山の応援を貰いました。週一で更新する連載企画というのは、ブロガーの皆さんにとっても大変に難しいことのようです・・・。れんとさんは再開するにあたっての難しさに共感してくださったり、結騎さんは「仮面ライダージオウ」の全話レビューを完走された先人として前後編モノを書く際のコツをアドバイスとして授けてくださいましたし、えるれさんからは同じ「クウガ」原理主義者として強めの激励(強めの???)を送ってくれました。Twitterの方にコメントを多数寄せて頂いた時に、少し涙が出そうになったのはここだけの話です(笑)
記事そのものも当然楽しみなんだけど、「かずひろさん……がんばれ……」の気持ちで読んでいる。クウガとかずひろさんを応援してる。 https://t.co/agc3aLqYZ1
— Ryo (@ryo_nf3000) 2022年12月15日
かずひろさんの前身ブログも認知していたので再開嬉しかったです。細く長くでいいので最終回まで辿り着けますように…!
— 柚樹ログ (@exloyrog) 2022年12月15日
https://t.co/hOJgVewf3N
ブログ記事を書くこと自体のハードルを高く感じてしまう私にとっては、4クール作品の全話感想を書こうというとてつもない企画に挑戦すること自体が凄いですし、途中で止まらざるを得なくなったとしても続ける意思を表明できるのが素晴らしいですし尊敬していますhttps://t.co/R4zdyeM1we
— メカヘッド (@mazrgz) 2022年12月15日
クウガではないですが、仮面ライダー555の夢の守り人のような表裏を知ってる人にしかできない素敵な決意表明ですね。
— ボクシカ (@shika5boku) 2022年12月15日
本当に時々すっごく切なくなるけど、時々すっごく熱くなるかずひろさん。僕らは応援してますよ◎https://t.co/t5GoXLazGC
好きな作品は文字に書き起こしたいけど、上手く書けなかったらと思うと怖いんですよね……
— うらひろⅢ世 (@55_aikotoba) 2022年12月15日
クウガ感想待ってますね!
https://t.co/kTtP5UKtbl
これまで二回挫折してしまった『クウガ』感想の連載企画ですが、このままでは自分自身の『クウガ』に対する気持ちに”しこり”が残ってしまう。それを無くしてもう一度清々しい気持ちで向き合うためには、自分自身で走り切るしかないのです。「これは、かずひろの始めた物語だろ」というお言葉を胸にしかと受け止めて、2023年の挑戦にしたいと思います。
※※※※※※※
やりきりました。
関わって下さった方々、本当にありがとうございました。
二日間の開催でどうなるのか不安も大きかったのですが、副MCのれんとさん・参加者・リスナーの皆さまのおかげで、無事に終えることが出来ました。ブログにレポートをまとめるまでが振り返りなので、年内に間に合って本当に良かった・・・心底ホッとしています・・・。
ひとまず年内最後のブログ更新となりましたが、ちゃんとしたご挨拶はまたあらためて。年末年始のお供に是非ご一読ください。
それでは皆さま、良いお年を。
2022年もありがとうございました。